新型CX-5を、借りてきました。
2026年9月21日から24時間、SKYレンタカー羽田空港店の「新型CX-5 車種指定プラン」です。
前日から借りていた新型プレリュードを同じ羽田空港店で返して、そのまま受け取りました。
僕は以前、初代CX-5(KE型)のディーゼルに4年乗っていました。
新型は3代目。僕にとっては2世代ぶりのCX-5です。
当時のお金の話はCX-5を4年持っていたときのお金の記録にまとめています。
先に数字を書いておきます。
走ったのは133km
かかったお金は約23,220円(うちレンタル料18,550円)。
受け取ったときのメーターは162kmで、ほぼ新車でした。
結論も先に書きます。
新型にはディーゼルがありません。
トルクは、数字では約半分になりました。でも僕は、半分になったとは思いませんでした。
そしてこれまでこのサイトで借りてきた車の中で、いちばん疲れなかった。
それなのに、6軸の採点で「また借りたいか」は満点になりませんでした。
その理由と、1台だけ持つならどうするかを、最後に正直に書きます。
僕が借りた新型CX-5と、いつものゴルフバッグ。
僕が4年乗ったのは、初代のディーゼルだった
この記事の比較の軸を、最初に置いておきます。
僕が4年乗っていたのは、2016年式のCX-5 XD Lパッケージ 4WD。

初代のKE型で、2.2Lのディーゼルです。
新車で410万円で買い、4年・45,000km乗って、170万円で売りました。
持っていたあいだのお金の記録は、
僕がCX-5を持っていたときの維持費と、持たない暮らしとの比較に書いています。
新型CX-5は、2026年5月21日発売の3代目です。

9年ぶりのフルモデルチェンジで、
パワートレインはe-SKYACTIV G 2.5(ガソリン+マイルドハイブリッド)の1種類だけ。
ディーゼルの設定はありません(マツダ公式)。
あいだにある2代目のKF型には、僕は乗っていません。
ですからこの記事の比べ方は、KE(初代・ディーゼル)と新型(3代目・ガソリン)です。
2代目を飛ばした、2世代分の比較になります。
もうひとつ、この記事の立ち位置を書いておきます。
これまで借りてきた車は、「今は買えないから借りる」車が多くありました。
でも新型CX-5は、普通に買える車です。
だからこの記事は、「買う前に確かめる24時間」として読んでもらえたらと思います。
今、CX-5に乗っていて新型が気になっている人に、いちばん届くように書きました。
それから、今回は同乗者なしの一人でした。
後席や荷物の話も出てきますが、その前提を先に置いておきます。
借りた新型CX-5と、24時間の実費 約23,220円
借りた個体
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車種 | マツダ CX-5(3代目・2026年5月発売の新型) |
| 予約画面の車両クラス表記 | 新型CX-5 |
| グレード | 車検証では分からなかった(19インチの個体) |
| 駆動 | 2WD |
| 燃料 | レギュラー |
| タイヤ | 225/55R19/ブリヂストン ALENZA |
| 気づいた装備 | パワーシートは運転席だけ/シートヒーターのスイッチは見つけられなかった/後席の充電なし |
| 借りた期間 | 2026/9/21(月) 〜 9/22(火)(24時間) |
| 借り先 | スカイレンタカー 羽田空港店(新型CX-5 車種指定プラン) |
| 走行距離 | 162 → 295km(133km) |
僕が実際に借りた個体の記録です。
同じプランでも個体は指定できない可能性があります。
受け取ったときのメーターは162km。
納車したてのような新型でした。
グレードは、車検証を見ても分かりませんでした。
タイヤは19インチです。
この記事の感想は、19インチ・2WDの個体で24時間乗ったときのものだと思って読んでください。
レンタル料18,550円の内訳 ── 割引は基本料金にだけかかる
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 基本料金(24時間) | 17,310円 |
| オプション:ETCカードレンタル | 770円 |
| オプション:免責補償制度ワイド | 1,100円 |
| 免責補償料 | 1,100円 |
| 割引(基本料金の10%) | −1,730円 |
| レンタル料 合計 | 18,550円 |
2026年9月・僕が予約したときの金額です。
割引は基本料金17,310円にだけかかっていました。
明細を見て、借りる人の役に立ちそうなことが2つありました。
ひとつは、割引の1,730円は、基本料金17,310円の10%だったこと。
ETCカードや補償の料金には、割引はかかっていません。
LBXのときも、プレリュードのときも同じでした。3回続けて、同じ仕組みです。
もうひとつは、
プランのページには「免責補償付き」とあるのに、
僕の予約では免責補償料1,100円が別にかかっていたこと。
これもプレリュードのときと同じです。
僕はさらに、オプションの免責補償制度ワイド(1,100円)も付けています。
補償の中身は、予約画面で確かめてから決めてください。
24時間の実費 約23,220円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| レンタル料(ETCカード・免責補償込み) | 18,550円 |
| 高速代 | 2,770円 |
| ガソリン(7.74L×レギュラー168円/L) | 約1,300円 |
| 駐車場 | 600円 |
| 合計 | 約23,220円 |
普段使いの範囲で133km走った24時間の実費です。
今回は、普段使いの範囲で133kmしか走っていません。
LBXやプレリュードの記事では1kmあたりの額も出しましたが、今回は出しません。
1kmあたりの額は、長く走った他の車とは比べられないからです。
この表は「24時間でいくらかかったか」として見てください。
実燃費は約17.2km/L。ただし参考値
満タンで借りて、満タンにして返しました。
途中の給油はありません。
返す前に入ったのは7.74L、レギュラーで168円/L(2026年9月・僕が入れたときの金額です)。133÷7.74で、実燃費は約17.2km/Lでした。
133kmと走った距離が短いので、満タン法の誤差が大きい参考値です。
カタログのWLTCモード燃費は、2WDで15.2km/Lです。
数字の上ではそれを上回りましたが、距離が短いので、参考値の範囲の話として受け取ってください。
借り方そのものはスカイレンタカーで車種を指定して借りる方法にまとめてあります。
対面。「やっと、カッコよくなったな」

羽田空港店で新型CX-5と対面して、最初に出てきた言葉はこうでした。
やっと、カッコよくなったな。
「やっと」には、元KEオーナーとしての気持ちが入っています。
僕は、KFの初期の外観が、僕の好みとしてはイマイチ好きになれませんでした。
それが中期・後期と段々良くなっていって、ついにフルモデルチェンジで、
僕好みの方向にブラッシュアップされた。見た瞬間に、そう思いました。
これはあくまで僕の好みの話です。
KFの見た目が好きな人も、もちろんたくさんいると思います。
ただ、
KEに4年乗って、次のCX-5をずっと外から見てきた人間の正直な感想として、
書き残しておきます。
しかも、受け取ったときのメーターは162km。納車したてのような新型です。
見た目の第一印象としては、これ以上ない条件でした。
見た目は合格。では、ディーゼルがなくなったことはどうだったのか。ここからが本題です。
トルクは数字では約半分。でも、半分には感じなかった
数字の上では、約半分
先に数字を並べます。
![]() 初代KE(2016年式 XD Lパッケージ 4WD) | ![]() 新型(3代目) | |
|---|---|---|
| エンジン | 2.2L ディーゼルターボ | 2.5L ガソリン+マイルドハイブリッド(1種類のみ) |
| 燃料 | 軽油 | レギュラー(僕が給油したもの) |
| 最高出力 | 175PS | 178PS |
| 最大トルク | 420N·m | 237N·m |
KEは2016年式(2015年1月改良の後期型)の数値です。
後期型の諸元はマツダ公式の資料では見つけられず、
カタログ情報サイト3つで一致した値を載せています(初期型はマツダ公式の発表と同じ値)。
新型はマツダ公式の主要諸元(2026年5月版)より。
最高出力は、ほぼ同じです。
違うのは最大トルクで、
420N·mから237N·mへ。約44%減、ざっくり言えば約半分になりました。
数字だけ見たら、正直、かなり非力になったように見えます。
でも、半分になったとは思わなかった
ところが、24時間乗った僕の感想はこうです。
トルクが半分になったとは思わなかった。
理由のひとつは、たぶん僕の側にあります。
KEの時のディーゼルのトルクがあり過ぎたというのもあり、普段使いでは、急な登坂以外は気にならず。
KEのディーゼルは、それくらい力があった、ということでもあります。
新型では、必要な時に必要なパワーがピックアップされるので、不便を感じませんでした。
ただし、「急な登坂以外は」です。ここは大事なので残しておきます。
急な登坂は例外、と僕は書き残しています。
今回は普段使いの範囲で133kmなので、そこは確かめきれていません。
音は、KEのディーゼルに少し似ていた
もうひとつ、意外だったのが音です。
エンジン音のフィーリングがKE型のディーゼルの音にやや似ている感じもあり、僕は好みの音。
そして、静かさについてはこうです。
程よく静かで非常に良い。KEディーゼルエンジンが半分の音量になったようなイメージ。
ディーゼルがなくなったのに、聞き慣れた音の面影がある。
それが、音量半分くらいで聞こえてくる。元KEオーナーの僕にとっては、うれしい驚きでした。
ここ最近借りたLBXやプレリュードは、静かすぎて、走っている途中で眠くなった車でした。
この連載では、音がその車の評価を大きく動かすことが続いています。
新型CX-5は、静かだけど、好みの音がちゃんと聞こえる車でした。
「非力になった」と数字だけで決めるのは早い
数字では約半分。体感では、半分じゃなかった。
このズレは、24時間、自分の普段の使い方で走ってみないと分かりませんでした。
トルクが半分に感じるかどうかは、数字では分かりません。
自分がいつも走る道で確かめるのが、いちばん早いと思います。
変わったのは「装備」だった
ハイテク度が、2世代分まとめて上がっていた
KEから乗り換えて、いちばん「変わった」と思ったのはここです。

ハイテク度(センターの巨大モニターと、BMWをモチーフにしたようなデジタルメーター、巨大HUD、安全装備の介入具合)。この辺が底上げされてる。GOOD。
センターには大きなモニター。目の前には大きなヘッドアップディスプレイ。デジタルメーターは、僕にはBMWをモチーフにしたように見えました(あくまで僕の見え方です)。
メーターで面白かったのは、前の車を見守るだけでなく、
青信号になったことも知らせてくれるところ。
それから、メーターの表示のアニメーションが、
自分の車のブレーキランプやウインカーと連動して動くところです。見ていて楽しい表示でした。
安全装備は、介入具合が底上げされていると感じました。
KEからの2世代分、まとめて新しくなった感じです。
マツダ公式によると、
新型はマツダ初のGoogle搭載のインフォテイメントで、
センターディスプレイは15.6インチと12.9インチの2種類があります。
僕が借りた個体がどちらだったかは、ここでは書いていません。
ただし、24時間では使いこなせなかった

ハイテク度が上がったぶん、慣れるまでには時間がかかりそうです。センターの大きなディスプレイは、正直に言うと少しクセがありました。
- 走行距離(ODO)は、メインのメーターではなく、
センターのディスプレイでしか見つけられませんでした - アプリが多くて、24時間では使いこなせませんでした
- シートヒーターは、マツダ公式の装備表では全グレード標準です。
でも僕は画面の中からスイッチを見つけられませんでした
KEに4年乗っていた僕でも、こうでした。
借りる人は、出発前に店員さんに画面の使い方を一度聞いておくと安心です。
特にシートヒーターのように、寒い日にすぐ使いたいものは
先に場所を確かめておくといいと思います。
後席の足元が、かなり広くなった

後席にも、実際に座ってみました。
足元の広さがかなりアップしたと思う。
座ってみての実感です。
KEの後席を知っている僕が、座った瞬間に「広くなった」と思いました。
マツダ公式も、後席の膝前・頭上の空間を先代より広げたと案内しています
(公式の比較相手は2代目です)。
変わったのは、いいことばかりではない:大きくなった
一方で、変わったことにはこちらもあります。
全長が長いので、特に内輪差は気を使った。サイズアップはさすがに感じた。
KEと新型の数字を並べると、こうです。
![]() 初代KE | ![]() 新型 | 差 | |
|---|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,540×1,840×1,705mm | 4,690×1,860×1,695mm | 全長+150mm/全幅+20mm/全高−10mm |
| ホイールベース | 2,700mm | 2,815mm | +115mm |
| 最小回転半径 | 5.5m | 5.6m | +0.1m |
KEは二次情報(カタログ情報サイト3つで一致)、
新型はマツダ公式の主要諸元(2026年5月版)より。
全長は150mm、ホイールベースは115mm長くなっていました。
「特に内輪差に気を使った」という僕の感覚は、この数字と並べておきます。
最小回転半径も、5.5mから5.6mになっています。
後席の足元が広くなったことと、大きくなったこと。どちらも、同じ「サイズアップ」の表と裏だと思います。
写真で見る、気づいた装備
ここからは、写真と事実だけを並べます。
今回お借りできた個体、パワーシートは運転席だけでした。
シートヒーターのスイッチは、僕には見つけられませんでした。
後席です。僕が借りた個体には、後席の充電はありませんでした。
ドアにドリンクホルダーがありました。
装備は借りた個体(スカイレンタカー羽田空港店・2026年9月)のものです。
グレードによって違う可能性があります。
変わっていないのは「大きな車の余裕」だった
ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。
装備はまるごと新しくなりました。
では、KEから変わっていないものは何だったか。僕の答えは、これです。
大きなボディーのゆったり感と見晴らしのよさ。運転が安心してできるところ。
運転席に座ると、見晴らしがいい。見晴らしのよさもあって、運転が快適でした。
そして、こうも書き残しています。
大きさがある分、安定してくれると楽。ここはKEから変わってない。疲労度は最小。これが大きな車の持つ余裕じゃないかな。
これまで借りた車の中で、一番疲れなかった
「疲労度は最小」と書いたのは、比べる相手があるからです。
これまでこのサイトで借りてきた5台と比べても、新型CX-5がいちばん疲れませんでした。
直前に借りたLBXは、房総を走った3台の中で、降りたときの疲れがいちばん少なかった車です。
プレリュードは、走っている最中の気持ちよさで抜きんでていた車でした。
そのどちらと比べても、降りたときの疲れは、CX-5のほうが少なかった。
ただし、正直に書いておきます。
今回は普段使いの範囲で133kmです。
長い距離を走った他の車とは、同じ条件ではありません。
それでも、大きな車に乗っている安心感が、そのまま疲れにくさになっていたことは、
はっきり感じました。
KE→新型で、変わったもの・変わっていないもの
| 変わった | 変わっていない |
|---|---|
| 見た目:「やっと、カッコよくなった」 | 大きなボディーのゆったり感 |
| ハイテク度:巨大なセンターモニター、デジタルメーター(僕にはBMWをモチーフにしたように見えた)、大きなヘッドアップディスプレイ | 見晴らしのよさ |
| メーターが青信号を知らせる/アニメーションがブレーキランプ・ウインカーと連動 | 運転が安心してできるところ |
| 安全装備の介入具合(底上げされていた) | 大きさがある分、安定してくれて楽=疲れにくい |
| 後席の足元の広さ(かなりアップ) | ― |
| エンジン:ディーゼル→ガソリン+マイルドハイブリッド。トルクは数字で約半分 | ― |
| 大きさ:サイズアップを感じた。内輪差に気を使う | ― |
2世代分、装備はまるごと新しくなった。でも、僕がKEで気に入っていたところは残っていた。
2世代分、装備はまるごと新しくなった。でも、僕がKEでいちばん気に入っていたところは、そのまま残っていました。
この疲れにくさは、店のまわりを30分走る試乗では分かりません。僕も、24時間乗って、降りたときに分かりました。
▶新型CX-5 車種指定プランの空きを見るゴルフバッグは、14本のフルサイズが横置きで余裕で積めた

SUVを借りたら、必ず確かめているのがゴルフバッグです。
結果から書きます。14本のツアーフルサイズのキャディバッグが、荷室に横置きで難なく積めました。後席を倒す必要もありませんでした。
しかも今回積んだのは、LBXのときとまったく同じバッグ(セット)です。同じバッグなので、比べ方としては公平です。
14本のツアーフルサイズのキャディバッグを、横置きで。後席は倒していません。
![]() レクサスLBX | ![]() 新型CX-5 | |
|---|---|---|
| バッグ | 同じもの(14本のツアーフルサイズのキャディバッグ・セット) | |
| 荷室にそのまま横向き | ![]() × 入らない | ![]() ○ 難なく積めた |
| 荷室に斜め | × 入らない | (必要なかったので試していない) |
| 後席を片側倒して斜め | ![]() ○ 1本(乗れるのは実質3人) | 倒していない |
| 何本試したか | 1セット | 1セット |
LBXとCX-5で同じバッグを使っています。バッグの大きさによって結果は変わる可能性があります。
LBXとは、真逆の結果でした。LBXは荷室だけでは入らず、後席を片側倒して斜めに1本。CX-5は、荷室にそのまま横置きです。
4人で4セットは、「いけそうに見えた」
積んだあとの荷室を見て、僕は「4人乗車で4セットもいけそう」と感じました。
ただし、これは見た印象です。試したのは1本だけで、4本は試していません。
マツダ公式は、荷室容量466Lについて
「定員乗車時にもゴルフバッグ4つ、またはスーツケース4つを積み込める」
と案内しています。
僕が「4人で4セットもいけそう」と感じたのは、公式の説明とも合っていました。
ただ、僕が実際に積んだのは1セットだけです。
4人・4セットは、次に借りるときに自分で確かめたいと思っています。
アイデアとして:車中泊にも快適に使えそう

後席に座っていて、こんなことも思いました。
天井か運転席の後ろにモニターをつけて車中泊にしたら、めちゃめちゃ使える。
これは試していない、アイデアとしての話です。ただ、そう思わせるくらいの広さはありました。
6軸で採点してみた
このサイトでは、借りた車を毎回同じ6軸で採点しています。総合は「また借りたいか」です。

| 軸 | スコア | 根拠 |
|---|---|---|
| ① 第一印象 | 4.5 | 「やっと、カッコよくなったな」。KFで好きになれなかったところが、僕好みにブラッシュアップされた |
| ② 走りの楽しさ | 4.0 | トルクは数字では約半分でも「半分になったとは思わなかった」。音はKEのディーゼルにやや似ていて好み。ただし急な登坂は例外 |
| ③ 長時間の安心感 | 4.5 | 見晴らしがよく「運転が安心してできる」。安全装備の介入具合が底上げされていた |
| ④ 快適性・疲れにくさ | 5.0 | これまで借りた5台と比べて一番疲れなかった。「KEディーゼルが半分の音量になったような」程よい静かさ |
| ⑤ 実用性 | 5.0 | 14本フルサイズのゴルフバッグが横置きで難なく。後席の足元はかなり広くなった。ただし内輪差には気を使った |
| ⑥ 借りやすさ・コスパ | 3.5 | 24時間18,550円(ETCカード・補償込み)。普段使いたい車だと思った反面、1回2万円近いレンタル費はまだやや高いかも |
| また借りたいか | 4.0 | レンタルで非日常を味わいたい僕としては、もう少しランク上の車に払う金額かな。借りるなら、友達と1泊ゴルフ |
快適性5.0と実用性5.0は、これまで借りた6台(今回を含む)で初めての満点です。
疲れにくさと、人と荷物を載せる力。大きな車の良さが、そのまま点数に出ました。
一方で、コスパは3.5、「また借りたいか」は4.0。
満点を2つ付けた車なのに、総合は満点になりませんでした。
この点数の理由は、この記事でいちばん大事な話につながっているので、次の章で書きます。
借りた2台のSUV:LBXと重ねてみた
| 軸 | ![]() レクサスLBX(Cool・FF) | ![]() 新型CX-5 |
|---|---|---|
| ① 第一印象 | 4.5 | 4.5 |
| ② 走りの楽しさ | 4.5 | 4.0 |
| ③ 長時間の安心感 | 4.5 | 4.5 |
| ④ 快適性・疲れにくさ | 4.5 | 5.0 |
| ⑤ 実用性 | 4.0 | 5.0 |
| ⑥ 借りやすさ・コスパ | 4.5 | 3.5 |
| また借りたいか | 4.5 | 4.0 |
走った道も距離も違います(LBXは房総410km、CX-5は普段使いの範囲で133km)。
どちらが上という表ではありません。※星点数は僕個人の主観です。
重ねた図で見ると、
CX-5は快適性と実用性で外に張り出し、LBXは走りの楽しさとコスパで上回ります。
LBXは、一人の普段使いに最高の脚車でした。
CX-5は、人と荷物を載せても疲れない車。
そして「また借りたいか」は、LBXのほうが上でした。
比べた相手の記録は、9日前に借りたレクサスLBXの記録(房総410km)にまとめています。
※星は僕個人の主観です。今回は普段使いの範囲・133kmで付けています。
借りたい車と、持ちたい車は違った
「普段使いたい車」だからこそ、借りる車ではなかった
コスパ3.5、また借りたいか4.0。この点数の理由を、僕の言葉のまま書きます。
普段使いたい車だと思った反面、1回2万円近いレンタル費はまだやや高いかも。レンタルで非日常を味わいたい僕としては、もう少しランク上の車に払う金額かな。

たとえば同じSKYでは、
40系アルファード/ヴェルファイアが24時間22,000円〜で借りられます
(僕が予約画面で見た金額です。新型エルグランドの記事でも紹介しています)。
僕が今回払ったレンタル料は18,550円。差は3,450円です。
僕がレンタカーにお金を払うのは、ふだん乗れない車で、非日常を味わいたいからです。
その目で見ると、CX-5の2万円近いレンタル料は、
「もう少し上の車に払いたい金額」になりました。
でも、これはCX-5がダメだったという話ではありません。むしろ逆です。
CX-5は、非日常を味わう車ではなく、毎日使いたい車だった。
一番疲れなくて、ゴルフバッグが横置きで積めて、後席も広い。
24時間乗って出てきた感想は、ぜんぶ「毎日の車」としての良さでした。
毎日使いたい車に、1日ごとにお金を払うのは、やっぱり割高に感じます。
だから「また借りたいか」は4で、満点にはならなかった。
借りて楽しむ車と、持って毎日使う車
このサイトで借りてきた車を振り返ると、多くは「借りて楽しむ車」でした。今は買えない、あるいは毎日乗るものではない車を、24時間だけ自分のものにする。
新型CX-5は、そこが違いました。借りて楽しむ車ではなく、持って毎日使う車だった。
借りたい車と、持ちたい車は違う。当たり前のようで、僕は24時間借りてみて、初めてそれを自分の点数で確かめました。「また借りたいか」が4止まりだったことが、そのまま「持つならこれ」という気持ちの裏返しになっています。
この話の続きは、記事の最後に書きます。
CX-5から買い替えを考えている人へ
ここは、今KEやKFに乗っていて、新型が気になっている人に向けて書きます。
24時間で確かめてほしいこと
僕が借りて分かったことから逆算すると、確かめておきたいのはこの5つです。
- ディーゼルから乗り換える人は、トルク:数字では約半分です。自分がいつも走る坂で、どう感じるかを確かめてください。僕の場合は、普段使いでは急な登坂以外は気になりませんでした。
- 大きくなった分の取り回し:特に内輪差。自分の駐車場や、よく通る道で試しておくと安心です。
- 疲れにくさ:降りたときにどうか。これは試乗では分かりません。
- 荷物:自分のゴルフバッグや、いつも積む荷物を実際に積んでみてください。
- グレード:レンタカーでは、グレードは選べない可能性があります。僕が借りたのは19インチの個体でした。新型は17インチのグレードもあるので、タイヤの大きさで乗り心地が変わる可能性はあります。
新型は「普通に買える」。だから、先に借りられる
マツダ公式が案内している工場出荷時期の目処は、新型CX-5(全グレード)で1.5〜2か月程度です(2026年7月23日更新のページ)。これは納車日ではなく、工場から出る時期の目処です。
価格は、グレードで330.0万〜430.65万円(税込・マツダ公式)です。公式の価格帯の表記は330.0万〜447.15万円になっていて、上のほうはオプション込みの金額のようです。ちなみに僕がKEを新車で買ったときは、410万円でした。
発売時に抽選になったプレリュードのような車と違って、新型CX-5は、欲しいと思えば買える車です。だからこそ、買う前に24時間借りて確かめるという順番が取れます。
先に、今の車の値段を知っておく
もうひとつ、買い替えを考えるときに僕がすすめたいことがあります。今乗っているCX-5がいくらになるかを、先に知っておくことです。
僕のKEは、410万円で買って、4年・45,000kmで170万円でした。こうやって数字で分かっていると、新型との差額が、ぼんやりした不安ではなく現実の数字になります。
買い替えるかどうかを決める前に、今のCX-5がいくらになるかを知っておくと、新型との差が現実の数字になります。売ると決めてからでなくて大丈夫です。
▶今のCX-5がいくらになるか、先に調べておく新車を買う前の考え方は、新車を買う前にやっておく3つのステップに書いています。車にいくらまでかけていいのかは、車は年収の何割まで?を公的なデータで調べた記事もあわせてどうぞ。
もう一度借りるなら:友達と、1泊ゴルフで

「また借りたいか」は4、と書きました。では、どんなときなら借りたいか。僕の答えは、これです。
友達とやや遠い所へ1泊ゴルフ。2〜3日借りるかな。
今回は一人でした。ゴルフバッグも1本しか試していません。次は4人で乗って、4セット積んで試したいと思っています。「4人で4セットもいけそう」と見て感じたことを、そこで確かめられます。
| 次に確かめたいこと | 今回できなかった理由 |
|---|---|
| 4人で乗って、ゴルフバッグ4セットを積む | 今回は一人で、試したのは1本。「4セットもいけそう」は見た印象 |
| やや遠い所まで、長い距離を走る | 今回は普段使いの範囲で133km。実燃費も参考値止まり |
| 急な登坂 | 「急な登坂以外は気にならず」=そこは確かめきれていない |
一人で24時間・133km乗った僕の感想です。4人で乗って確かめたわけではありません。
非日常を味わうために借りる車ではない。でも、人と荷物を載せて、少し遠くまで行く数日なら、CX-5はいちばん頼りになる車だと思います。そういう日のために借りる、という使い方なら、僕はまた借ります。
新型CX-5を借りたい人へ
実際に借りる人のために、分かっていることを残しておきます。
僕が予約したのは、SKYレンタカー羽田空港店の「【羽田空港店限定】新型CX-5 車種指定プラン」です。予約画面の車両クラスにも「新型CX-5」と表示されていました。ほかの店舗で予約できるかどうかは、予約画面で確認してください。
- 禁煙車確約のプランです。
- カーナビ(一部ディスプレイオーディオ含む)とETC車載器は標準装備と案内されています。
- ETCカードは、僕の予約では770円で借りられました。
- 支払いは、現地クレジット決済または事前オンライン決済のみと案内されています。
- 補償:プランのページには「免責補償付き」とありますが、僕の予約では免責補償料1,100円が別にかかりました。予約画面で確認してください。
羽田空港店の営業時間は8:00〜20:00で、羽田空港のターミナルから店舗まで無料送迎があります(所要15分と案内されています)。
料金・実施期間・年齢や免許の条件は、プランのページには書かれていませんでした。ご自身の日程での金額と条件は、予約画面で確認してください。
車種指定プランでも、グレードや色、個体まで選べるとは限りません。僕のときは、タイヤ225/55R19・2WDの個体でした。これは結果として来た個体の話です。
車種指定での予約の流れはスカイレンタカーで車種を指定して借りる方法に、会社そのものの使用感はスカイレンタカーを実際に使ってみた正直な感想にまとめています。
買う前の24時間として、自分の使い方で乗ってみてください。
▶SKY羽田空港店で新型CX-5を予約するよくある質問
新型CX-5はレンタカーで借りられますか?
僕はスカイレンタカー羽田空港店の「新型CX-5 車種指定プラン」で借りました。予約画面の車両クラスにも「新型CX-5」と表示されていました。対象店舗や受付状況は時期で変わるので、予約画面で確認してください。借り方はこちらの記事にまとめています。
24時間でいくらかかりましたか?
レンタル料18,550円(ETCカード770円・免責補償制度ワイド1,100円・免責補償料1,100円込み、割引後)、高速代2,770円、ガソリン約1,300円、駐車場600円で、合計約23,220円でした。走ったのは133kmです。実燃費は約17.2km/L(レギュラー)でしたが、距離が短いので参考値です。
ディーゼルがなくなって、力不足に感じませんか?
初代のディーゼル(KE)に4年乗っていた僕の感想は「トルクが半分になったとは思わなかった」です。最大トルクは420N·mから237N·mで、数字では約半分ですが、普段使いでは、急な登坂以外は気になりませんでした。エンジンの音はKEのディーゼルに少し似ていて、僕は好みでした。
ゴルフバッグは積めますか?
14本のツアーフルサイズのキャディバッグを、荷室に横置きで難なく積めました(LBXでは荷室だけでは入らなかった、同じバッグです)。試したのは1本です。4人で4セットもいけそうに見えましたが、試していません(マツダ公式は「ゴルフバッグ4つ」と案内しています)。
先代より大きくなって、運転しにくくないですか?
サイズアップは感じました。僕が乗っていたKEと比べると全長が150mm、ホイールベースが115mm長く、最小回転半径は5.5mから5.6mです。特に内輪差には気を使いました。一方で、見晴らしがよく、大きなボディーのゆったり感はKEのときと変わらず、これまで借りた車の中で一番疲れませんでした。自分の駐車場やよく通る道で、借りて確かめるのがおすすめです。
まとめ:1台だけ持つなら、僕は多分これを選ぶ
3行にすると、こうなります。
- トルクは数字では約半分。でも、半分には感じなかった。
- 変わったのは装備。変わっていないのは、大きな車の余裕。
- これまで借りた車の中で、一番疲れなかった。
133km、約23,220円(レンタル料18,550円)、実燃費約17.2km/L(参考値)。2世代ぶりのCX-5は、見た目も装備も新しくなって、僕がKEでいちばん気に入っていたところは、そのまま残っていました。
そして、「また借りたいか」は4でした。借りて非日常を味わう車ではなく、持って毎日使いたい車だったからです。
いろいろな車を借りて比べてきたあとで、24時間乗って出てきた言葉は、これでした。
1台だけ持つ車、だとしたら僕は多分これを選ぶと思う。
このサイトは、車を持つことを否定する場所ではありません。持てるようになるまでの期間を、どう設計するかを書いている場所です。借りて、比べて、自分が本当に持ちたい1台を知っておく。今回の24時間は、そのためのものでした。
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※料金は2026年9月・僕が予約したときの金額です。日程・店舗・在庫により変動します。
※星は僕個人の主観です。今回は普段使いの範囲・133kmで付けています。
借りて確かめても、持ちたい車であることには変わらない。








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