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レクサスLBXを24時間借りた実費21,940円|房総410km

体験レビュー

7月にコペンGR SPORT、8月にGR86で走った房総の道を、今度はレクサスLBXで走ってきました。
同じ道を車を替えて走っている記録の、3台目です。
借りたのはSKYレンタカー成田空港店、2026年9月12日から24時間です。

先に数字を書いておきます。
走ったのは410km
かかったお金は21,940円
実燃費は23.5km/L
そして途中で一度も給油しませんでした

結果も先に書きます。
内房を走り出した最初のうち、僕はこの取材でいちばん眠くなりました
無理はせず、休憩を取りながら進んでいます。
ところが道が狭くなって、走る音が少しずつ聞こえてくると、
目が覚めて、安心して、楽しくなってきた。
そして「気づいたら房総を一周していた」んです。

この車の評価を変えたのは、「音」でした。

もう一つあります。受け取りで対面した瞬間、
僕は「そのまま欲しいかも」と思いました。
でもLBXは、簡単に買える値段の車ではありません。
だからこそ、24時間借りて確かめた意味がありました。
その話も、最後に正直に書きます。

コペン、GR86と同じ場所・同じ構図です。

同じ房総を、今度はレクサスで走った

この記事は、単発の試乗レビューではありません。
房総の同じ道を、車を替えながら走っている記録の3本目です。

1本目が1周目のコペンGR SPORTで房総を走った記録(CVT)
2本目が2周目のGR86(AT)の記録
そして今回が、レクサスLBX(ハイブリッド・FF)です。

ただし、今回も先に白状しておかなければならないことがあります。3台は、条件がそろっていません。

  • 出発地が違います。コペンは春日部、GR86はSKY羽田空港店、LBXはSKY成田空港店からです。
  • 借りた時間が違います。コペンは36時間、GR86とLBXは24時間です。
  • ルートも違います。コペンは枇杷倶楽部で折り返す往復、GR86は枇杷倶楽部から千葉フォルニアへ戻る形、LBXは枇杷倶楽部から外房へ抜けて回りました。

ですから、3台をきちんと比べられるのは「木更津→道の駅とみうら枇杷倶楽部」の区間だけです。
そこだけは区切って記録しています(あとで表にします)。

もうひとつ、3台ともペダルは2つです。
この記事は変速機の比較ではありません。
性格のまったく違う3台で、同じ道を走ったときに何が起きたかの記録です。

借りたLBXと、24時間の実費21,940円

借りた個体

項目内容
車種レクサス LBX
グレードCool
駆動FF(2WD)
ボディカラー
燃料レギュラー(燃料キャップの表記)
タイヤ225/55R18(前後同サイズ)/ダンロップ スポーツマックス
借りた期間2026/9/12(土) 〜 9/13(日)(24時間)
借り先スカイレンタカー 成田空港店(レクサスLBX 車種指定プラン)
走行距離5,406 → 5,816km(410km

僕が実際に借りた個体の記録です。同じプランでも個体は指定できない可能性があります。

受け取り時の走行距離は5,406kmほぼ新車の個体でした。
前回のGR86は走行5万kmを超えていたので、今回はかなり条件のいい個体です。

それから、今回も同乗者なしの1人旅でした。
後席や荷物の話はあとで書きますが、その前提として先に置いておきます。

レンタル料14,620円の内訳 ── 割引は基本料金にだけかかる

項目金額
基本料金(24時間)13,800円
免責補償・あんしんワイド2,200円
会員割引−690円
事前オンライン決済割引−690円
レンタル料 合計14,620円

2026年9月・僕が予約したときの金額です。

明細を見ていて、借りる人の役に立ちそうなことが一つありました。

会員割引の690円も、事前オンライン決済割引の690円も、どちらも基本料金13,800円に対してかかっていました。免責補償・あんしんワイド込みの2,200円には、割引はかかっていません。
僕の予約では、そうなっていました。

僕が予約したときは、事前オンライン決済を選ぶだけで、この割引がつきました。

24時間の実費21,940円

項目金額構成比
レンタル料(免責補償・あんしんワイド込み)14,620円66.6%
高速・有料道路4,500円20.5%
 └ 成田→木更津1,750円
 └ 九十九里有料道路630円
 └ 帰りの高速2,120円
給油(17.41L・レギュラー162円/L)2,820円12.9%
駐車場0円0%
合計21,940円100%

410km走って21,940円。1kmあたり53.5円でした。宿泊費は入れていません。

410km走って、ガソリン代は2,820円。全体の12.9%です。

いちばん重いのは、やはりレンタル料で66.6%。次が高速・有料道路で20.5%。そして、ガソリン代がいちばん小さい

410kmも走ったのに、高速・有料道路のほうがガソリン代より1,680円多い。この24時間でお金が動いたのは、踏んだ量ではなく、借りた時点と、どこを走るか決めた時点のほうでした。

借り方そのものは
スカイレンタカーで車種を指定して借りる方法
にまとめてあります。

僕が借りたのは、成田空港店限定のLBX車種指定プランです。

▶成田空港店のLBX車種指定プランを見る

レクサスなのに、燃料キャップには「レギュラー」

借りる前から、燃料の種類は気になっていました。
レクサスだし、ハイオクなんじゃないか、と。

給油口を開けてみると、燃料キャップの表記は「レギュラー」でした。
僕が借りた個体(Cool・FF)の話です。

前回のGR86はハイオクでした。
GR86の記事で「燃料の種類まで違う3台が並ぶことになります。
その比較は3周目の記事に持ち越します」と書いていたので、ここでその約束を果たします。
詳しくはこのあとの燃費の章で並べます。
給油単価は162円/Lでした(2026年9月・僕が入れたときの金額です)。

対面。「Coolは下のグレードだと思っていた」

思っていたより、ずっとカッコよかった

成田空港店で、白いLBXと対面しました。第一声は、こうです。

クールグレードは下のグレードだと思っていたけど、思っていたよりずっとカッコイイ。そのまま欲しいかも。

下のグレードだと思い込んでいたぶん、
実物の前に立ったときの「思っていたより」が大きかった、
というのが正直なところです。

ちなみに、あとで調べたらCoolは一番下のグレードではありませんでした
一番下はElegant(420万円〜)で、Coolは460万円(2WD)です(2026年9月に調べた価格)。
つまり僕の思い込みでした。金額の話は、この記事の最後でもう一度します。

走り出して10分で、オーディオに感心した

店を出て10分ほどで、まず感心したのがオーディオでした。

オーディオの仕上がりが素晴らしい。マークレビンソン非装着だけど、全然OK。

この個体には、マークレビンソンは付いていませんでした。それでも、全然OKだと思えた。走り出して最初に感心したのが、音だったんです。

音の話は、このあともう一度出てきます。今度は「音がない」ほうの話として。

高速は「めちゃめちゃ楽」だった

メーターを見たら、EVのまま92km/hくらいまで行っていた

成田から木更津までは高速です。ここの感想は、ひとことで済みます。

めちゃめちゃ楽。

速度が低いうちは、モーターだけで静かに進んでいく感覚です。
そのまま高速道路で流れに乗っていくと、
僕が走ったときは、メーター上EVの表示のまま92km/hくらいまで行きました
そこから先で、エンジンが加わってくる感覚がありました。

これは僕がそのとき見たメーターの話で、いつもそうなるのかどうかは分かりません。

加速したときの感触もとても良かったです。
モーターと1.5Lのエンジンが一緒になって押してくれている感じが、そのまま加速に出ていました。

合流は「スーパーチャージャーのエンジンみたい」

いちばん印象に残ったのは、高速の合流です。

僕の感覚では、スーパーチャージャーのエンジンに乗っているようなフィーリングでした。合流の加速が、とにかく力強い。

なぜそう感じるのかは、僕には説明できません。あくまで、運転していてそう感じた、というたとえです。なお、この日の走行はすべて法定速度内です。

運転支援は「介入はあるが、すべてが程よい」

運転支援についての感想は、これです。

介入はあるが、すべてが程よい。

車線からはみ出しそうになると、さりげなく戻してくれます。介入はある。でも、強すぎない。

ひとつ面白かったのが、信号待ちで前の車が走り出したことを知らせてくれる音です。後ろの車にパッシングされたような、やや強めの知らせ方でした。悪い意味ではなく、強めにしっかり教えてくれる、という感じです。

内房でいちばん眠くなって、休憩した。音が戻ったら、目が覚めた

ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。

木更津から国道127号へ。最初、一番眠くなって休憩した

木更津でトリップメーターをリセットして、国道127号を南に向かいました。ここからが、コペン、GR86と同じ道です。

走り出しは、流れのいい道でした。
メーターはEVの表示のまま、ほとんど音がしないまま進んでいきます。
高速で「めちゃめちゃ楽」だった、その延長です。

そこで、この取材でいちばん眠くなりました。

最初、一番眠くなった。EVだけで走っていて、音がないのが原因かも。

原因は、たぶん音がなかったからだと僕は思っています。
ただ確かめようがないので、「かも」のままにしておきます。

眠くなったので、無理をせず止まって休憩しました。この区間では休憩を3回取っています。
63kmの区間に1時間50分かかっているのは、その休憩が入っているからです。

誤解のないように書いておくと、これは「静かなLBXは危ない」という話ではありません。
僕の場合、この道ではこうなった、という記録です。

道が狭くなって、少しずつ音が聞こえてきた

変わったのは、道のほうでした。

南へ進むと、国道127号は対面通行になって、道が狭くなっていきます。
すると、EVの表示のまま走っていられる時間が短くなって
走行音が聞こえる時間が増えてきました。

その音が、少しずつ耳に入ってくる。それと一緒に、自分の中で何かが切り替わっていきました。

対面通行で道が狭くなり、EVで走る時間が短くなって、走行音が少しずつ聞こえてくると、段々ドライバーにもスイッチが入る。

順番を大事に書いておきます。道が狭くなった → 音が戻ってきた → 僕にスイッチが入った。速く走ったからではありません。ペースは同じまま、聞こえてくるものが変わっただけです。

どうして道が狭くなるとそうなるのか、は僕には説明できません。書けるのは「そうなった」と「そう感じた」だけです。

「最も安心して走れる状態になった。気づいたら房総を一周していた」

スイッチが入ってからは、こうでした。

最も安心して走れる状態になったし、楽しさも相まってきた。気づいたら房総を一周していた。

道の駅とみうら枇杷倶楽部に着いて、いつもの場所で写真を撮りました。
コペンのときはここで折り返しました。
でも今回は、そのまま国道128号で外房へ抜けて、九十九里有料道路まで回って
その日の宿に入りました。

ついさっきまで眠くて休憩を繰り返していた人間が、です。
「一周していた」は大げさに言っているのではなく、
本当に気づいたらそうなっていた、という感覚でした。

1周目のコペン、2周目のGR86と同じ場所・同じ構図です。

コア区間の記録(木更津→道の駅とみうら枇杷倶楽部)

距離所要時間メモ
コペン GR SPORT(CVT)
記録なし記録なし1周目は総距離(389km)でのみ記録
GR86(AT)
56km1時間45分国道127号・一般道/休憩2回込み
レクサスLBX(FF)
63km1時間50分国道127号・一般道/休憩3回込み(眠くなって休憩)

GR86とLBXで距離が7km違うのは、木更津での出発位置の違いによるものです。
所要時間はどちらも休憩込みなので、速い・遅いの比較には使えません。

この区間を分けて計ったのは、GR86が1台目、LBXが2台目です。
区間どうしを並べられるのは、今回が初めてになります。

コペンの欄は、今回も「記録なし」のままにしました。
計っていないものを推計で埋めると、この記録そのものが信用できなくなるからです。

並べてみて、一つ気づいたことがあります。
GR86のときも、LBXのときも、この区間のあたりで眠くなって休憩を取っていました。
GR86は国道16号に入ったあたりで、LBXは木更津から国道127号に入った最初のうちに。
場所は少しずれますが、そのあと道が狭くなって目が覚めた、という流れは同じです
(GR86の記事では「車線が減って、やっと目が覚めた」と書きました)。

3台続けて、「静かさ」でつまずいた

GR86から続けて借りてきた3台(GR86、フェアレディZ、LBX)を振り返ると、
どれも同じところでつまずいています。

そして、評価が変わったきっかけは3台とも違いました。
GR86は「時間」で変わった。
Zは「道と天気」で変わった。
LBXは「音」で変わった。

3台では、まだ言い切れません。
ただ、車の種類も値段もまったく違う3台で同じ場所につまずいたことは、記録として残しておきます。この話は、房総の3台がそろったところで、あらためて考えてみたいと思っています。

ちなみに、屋根を開けて走るコペンでは、走行中に一切眠くなりませんでした。

410km、途中で一度も給油しなかった

区間ログ

区間距離メーターメモ
SKY成田空港店 → 木更津78km5,406 → 5,484km高速1,750円
木更津 → 国道127号 → 道の駅とみうら枇杷倶楽部63km5,484 → 5,547kmコア区間。1時間50分(休憩3回込み)。いちばん眠くなって休憩し、目が覚めた区間
枇杷倶楽部 → 国道128号(外房)→ 九十九里有料道路 → 宿153km5,547 → 5,700km九十九里有料道路630円
【2日目】宿 → 返却116km5,700 → 5,816km返却まで(帰りの高速2,120円)
合計410km5,406 → 5,816km途中給油なし

1日目だけで294km。2日目は返却まで116kmで、合計410kmです。

給油は返却前の1回だけ。実燃費23.5km/L

受け取りは満タン、返すときも満タンにして返しました。
その給油が、この24時間でただ1回の給油です。

入ったのは17.41L。410÷17.41で、実燃費は約23.5km/Lでした。

カタログのWLTCモード燃費は27.7km/L(FF)なので、その約85%です。
高速と一般道が混ざった1泊2日の数字です。
そして17.41Lという量は、燃料タンク36Lの半分弱です。

燃料の種類まで違う3台

GR86の記事で持ち越した、燃料の比較です。

燃料実燃費燃料費1kmあたり(参考)
コペン GR SPORT
レギュラー約17km/L約9.3円
GR86(AT)
ハイオク(約203円/L)約11.0km/L約18.5円
レクサスLBX(FF)
レギュラー(162円/L)約23.5km/L約6.9円

給油した時期・ルート・高速の割合が3台で違います。燃料費だけで車の優劣は決められません。

1kmあたりの燃料費は、
LBXが約6.9円
コペンが約9.3円
GR86が約18.5円
LBXはGR86の3分の1あまりで走っています。

ただ、繰り返しになりますが、走った道も時期も違います。
GR86はハイオクで、給油単価そのものが違う。
この表は「燃料でこれだけ差が出ることもある」という参考として見てください。

一人なら「最高の脚車」。2人以上なら、もう少し大きい車

一人で乗るなら、通勤でもテンションが上がりそう

今回は同乗者なしの1人旅でした。その立場から言うと、この車はこうです。

一人で普段使いするには最高の脚車。通勤のときもテンション上がるんじゃないかな。

そしてもう一つ、小回りが利くところも大きい

ゴルフバッグは、トランクだけでは入らなかった

コンパクトなSUVで、いちばん気になる人が多そうなのがここだと思います。実際に積んでみました。

積み方結果
トランクにそのまま横向き× 入らない
トランクに斜め× 入らない
後席を片側だけ倒して、斜め○ 1本積めた(乗れるのは実質4人)
リュック○ トランクに入る

トランクだけではゴルフバッグは入りませんでした。後席を片側倒せば1本積めます。バッグの大きさによって結果は変わる可能性があります。

トランクだけでは入りませんでした。後席を片側だけ倒せば、斜めにして1本積めました。その場合、乗れるのは実質3人です。

リュックは、トランクに入りました。

後席を片側倒して、ゴルフバッグを斜めに1本。トランクだけでは入りませんでした。

後席はある。でも、広くはない

後席にも、実際に座ってみました。

まず、身長164cmの僕が、乗り込むときに頭をルーフにぶつけました
座ってからも、膝と前席のあいだに余裕はありません

ただ、狭い以外はまずまずです。座り心地はいいですし、後席にもUSBポートがあります。
一時的に仮眠する、少しのあいだだれかを乗せる、という使い方なら十分だと思いました。

2人以上だと、別のやや大きい車がいいかも。そんなに広くはない。

何人かで出かける予定なら、もう少し大きいSUVを借りるならのほうも見てみてください。

後席のUSBポートは2口ともタイプCです。

写真で見る、気づいた装備

ここからは、写真と事実だけを並べます。感想を言えるほど使い込んでいない装備は、評価を付けないでおきます。

運転席はパワーシートでした。

アクセルペダルは、床から生えているタイプ(オルガンペダル)でした。

装備・項目判定実際どうだったか
オーディオ
マークレビンソン非装着でも「全然OK」
運転支援
「介入はあるが、すべてが程よい」。前の車の発進を知らせる音はやや強め
小回り「小回りが利くところも大きい」
後席
乗り込むときに頭をぶつけ、膝前にも余裕なし。座り心地はよく、USBポートあり
トランク
リュックは入る。ゴルフバッグはトランクだけでは入らず、後席を片側倒して1本

装備は借りた個体(スカイレンタカー成田空港店・2026年9月時点)のものです。

一人で乗るか、ゴルフバッグ1本と3人までなら、24時間借りて自分の使い方で確かめるのがいちばん早いと思います。

▶LBXを24時間借りられる日を探す

6軸で採点してみた

このサイトでは、借りた車を毎回同じ6軸で採点しています。総合は「また借りたいか」です。

スコア根拠
① 第一印象4.5Coolは下のグレードだと思っていたのに、思っていたよりずっとカッコよかった。「そのまま欲しいかも」
② 走りの楽しさ4.5合流の加速はスーパーチャージャーのように力強い。内房で音が戻ってから、楽しさが増した
③ 長時間の安心感4.5運転支援は「すべてが程よい」。対面通行の内房で「最も安心して走れる状態」になった
④ 快適性・疲れにくさ4.5降りたときの疲れは、房総を走った3台でいちばん少なかった。ただし快適すぎて、内房の最初で眠くなり休憩した
⑤ 実用性4.0後席も必要な装備もあり、小回りが利く。ただし後席は狭く、ゴルフバッグはトランクだけでは入らない(後席片側を倒して1本)
⑥ 借りやすさ・コスパ4.524時間14,620円。レギュラーで410km無給油、1kmあたり53.5円はこれまでの4台で最安
また借りたいか4.5「ずっと持っているとしたらこういう車なんだろうな」。走行5,400kmほどの個体を24時間じっくり借りられた

この表で見てほしいのは、4未満の軸がひとつもないことです。
いちばん低いのが実用性の4.0。どこかが飛び抜けて尖っている車ではなく、どこも崩れない車でした。一人の普段使いに「最高の脚車」と思ったのは、たぶんこの形のことです。

快適性の4.5には、はっきりした根拠があります。
房総を走った3台(コペン・GR86・LBX)の中で、降りたときに「疲れたなあ」と感じたのが、
LBXはいちばん少なかった。

ただし、これは「快適すぎて眠くなった」と必ずセットです。
内房の最初で眠くなって、休憩を3回取っています。疲れが残りにくいことと、
走っている最中に眠くなることは、僕の場合は両方起きました。
どちらか片方だけを書くと、この車を見誤ると思います。

そして総合の「また借りたいか」は4.5。
24時間走ったあとに出てきた言葉は
ずっと持っているとしたら、こういう車なんだろうな」でした。

※星は僕個人の主観です。同じ道を走った条件で付けています。

コペン/GR86/LBX、そしてZ。4台を並べる

房総の3台は、「また借りたいか」が全員4.5だった

コペン GR SPORT
GR86(AT)
レクサスLBX
① 第一印象4.55.04.5
② 走りの楽しさ4.04.04.5
③ 長時間の安心感3.05.04.5
④ 快適性・疲れにくさ3.54.04.5
⑤ 実用性2.53.04.0
⑥ 借りやすさ・コスパ3.54.04.5
また借りたいか4.54.54.5

3台とも「また借りたいか」は4.5。どれが上ではなく、性格の違いです。※星は僕個人の主観です。

房総を走った3台は、「また借りたいか」が3台とも4.5で同点になりました。どれが上、という話ではありません。性格が違うんです。

  • コペン:第一印象は4.5と高く、実用性は2.5。GR86の記事でも書いたとおり、屋根を開けて走る時間の密度は別物です。
  • GR86:第一印象5.0、安心感5.0。その安心感は、走り始めて3時間を超えてから出てきたものでした。
  • LBX:全部の軸が4以上。突出した5はひとつもありません。

同じ4.5でも、形はまったく違います。重ねた図を見てもらうと、それがいちばんよく分かると思います。

実費で並べると、LBXが一番長く走って一番安かった

車種借りた時間実費距離1kmあたり実燃費燃料
コペン GR SPORT(CVT)
36時間28,030円389km72.1円約17km/Lレギュラー
GR86(AT)
24時間19,098円215km88.8円約11.0km/Lハイオク
フェアレディZ(RZ34・MT)
24時間41,970円351km119.6円約13.1km/Lハイオク
レクサスLBX(FF)
24時間21,940円410km53.5円約23.5km/Lレギュラー

出発地・ルート・高速道路を使った割合が4台でそれぞれ違います。
フェアレディZは箱根・伊豆を走っていて、房総ではありません。
同じ土俵の数字ではないので、参考として見てください。
房総の3台をきちんと比べられるのは「木更津→道の駅とみうら枇杷倶楽部」の区間だけです。

これまで実費を全部公開してきた4台を並べると、
LBXは4台でいちばん長く走って(410km)
1kmあたりいちばん安く(53.5円)
実燃費もいちばん良かった(約23.5km/L)
しかもレクサスで、しかも僕が借りた個体はレギュラーでした。

コペンは36時間借りて389km、LBXは24時間で410km。
借りた時間が短いほうが、長く走っています。

ただ、これは同じ土俵の数字ではありません。
出発地もルートも、高速を使った割合も違いますし、Zにいたっては走った場所が箱根・伊豆です。「LBXが一番いい車」という意味ではなく、「この使い方をしたら、この数字になった」
という記録として見てください。

欲しい。でも、値段で買えない車だった

「ずっと持っているとしたら、こういう車なんだろうな」

対面した瞬間に「そのまま欲しいかも」と思った、と最初に書きました。24時間、410km走ったあと、その気持ちは下がっていません。

後席もあるし、必要な装備はきちんとあるし、乗り心地はいい。ずっと持っているとしたら、こういう車なんだろうな。

そして、小回りが利くところも大きい。尖ったところで惚れる車というより、どこも崩れない車。6軸の点数の形とも、そのまま重なります。

でも、現実とリンクしない

ここは正直に書きます。

簡単に買える車種ではない。現実面でリンクしない。

新車は420万円〜
これは一番下のElegantの価格で、僕が借りたCoolは460万円です
(いずれも2WD・2026年9月に公式サイトで確認した価格)。

中古ならどうだろう、と思って探してもみました。
2026年9月に僕が見た範囲では、中古でも358万円から
しかもその一番安い個体は、走行10万キロを超えていました

欲しい気持ちと、買える現実が、今の僕の中ではつながらない。
それが「リンクしない」という言葉の意味です。

だから、5,400kmの個体を24時間借りた意味があった

それでも、この24時間には意味がありました。

SKY成田空港店で、走行5,400kmの個体を、24時間14,620円でじっくり借りて乗れた。
これは大きかったです。

今すぐは買えない車を、ほぼ新しい個体で、試乗の30分ではなく、24時間410km確かめられた。
しかも自分の走りたい道で、です。

試乗では、たぶん入ってこなかったものもあります。
内房で眠くなって休憩して、道が狭くなって音が戻ったら目が覚めた
この車の評価を変えたその出来事は、店のまわりを30分走るだけでは、きっと起きていません。

このサイトは「一生、車を持つな」と言う場所ではありません。
持てるようになるまでの期間を、どう設計するかを書いている場所です。
欲しいけれど今は買えない車を、借りて知っておく。
それ自体が、「持てるまで」の時間の使い方になると僕は思っています。

実際に買う段階が来たら、
買う前にやっておく3つのステップを先に読んでおいてください。
それから、
車を持つと、車両価格のほかに毎月いくらかかるのかも、
あわせて知っておくと話が具体的になります。

レクサスLBXを借りたい人へ

実際に借りる人のために、分かっていることを残しておきます。
いずれも「2026年9月に調べた時点」と「僕が借りたとき」の話です。

2026年9月に調べた時点では、
関東でLBXを車種指定で借りられるのは、SKYレンタカー成田空港店だけでした。

空港からは無料の送迎があります。帰りの最終送迎は19:30だったので、
返却の時間はそこから逆算して決めておくと安心です。

支払いは現地でのクレジットカードか、事前オンライン決済で、現金は使えませんでした。
事前オンライン決済にすると割引がつき、僕の予約では会員割引と合わせて、基本料金に対してそれぞれ690円引きになっています。

車種指定プランでも、グレードや色、個体まで選べるとは限りません。
僕のときはCool・FF・白でした。これは結果として来た個体の話です。

車種指定での予約の流れはスカイレンタカーで車種を指定して借りる方法に、
会社そのものの使用感はスカイレンタカーを実際に使ってみた正直な感想にまとめています。
レクサスについてまとめた記事もあります。

今すぐは買えない車でも、24時間なら自分の生活に入れてみられます。

▶レクサスLBXを車種指定で予約する

よくある質問

レクサスLBXはレンタカーで車種指定して借りられますか?

僕はスカイレンタカー成田空港店の「レクサスLBX 車種指定プラン」で借りました。
2026年9月に調べた時点では、関東で車種指定できるのは成田空港店だけでした。
取扱いは時期で変わるので、予約サイトで最新の状況を確認してください。
借り方はこちらの記事にまとめています。

24時間でいくらかかりましたか?

レンタル料14,620円
(免責補償・あんしんワイド込み、会員割引と事前オンライン決済割引あり)
高速・有料道路4,500円、給油2,820円で、合計21,940円でした。
410km走って、1kmあたり53.5円です。

実燃費は? ハイオクですか?

僕が借りた個体(Cool・FF)の燃料キャップには「レギュラー」と書いてありました。
満タンで借りて満タンで返し、410km走って給油は返却前の1回だけ、
17.41Lで、実燃費は約23.5km/L(カタログのWLTCモード27.7km/Lの約85%)でした。
高速と一般道が混ざった1泊2日の数字です。

ゴルフバッグは積めますか?

トランクだけでは入りませんでした。
横向きも斜めも入らず、後席を片側倒して斜めにすると1本積めました。
その場合、乗れるのは実質3人です。リュックはトランクに入りました。

長距離で疲れませんか? 静かすぎて眠くなりませんか?

房総を走った3台(コペン・GR86・LBX)の中では、
降りたときの疲れはLBXがいちばん少なかったです。
ただ、内房をEVの表示のまま静かに走っていた最初のうちは眠くなり、休憩を3回取りました。
道が狭くなって走行音が聞こえてくると目が覚めて、安心して楽しく走れました。
眠気を感じたら、無理せず休憩を取ってください。

まとめ

3行にすると、こうなります。

  • 内房で、いちばん眠くなって、休憩しました。
  • 道が狭くなって音が戻ったら、目が覚めて、楽しくなりました。
  • 欲しい。でも今は買えない。だから24時間借りました。

410km、21,940円、実燃費23.5km/L、途中給油なし。
僕が借りた個体の燃料キャップには「レギュラー」。数字も良かった。
でも、この車の評価を変えたのは数字ではなく、「音」でした。

これで、房総の同じ道の記録が3本そろいました。

関連する記録は
房総1周目・コペンGR SPORT
2周目・GR86(AT)
箱根・伊豆を走ったフェアレディZ(RZ34)
スカイレンタカーで面白い車を借りる方法
にまとめてあります。

※料金は2026年9月時点・僕が予約したときの金額です。日程・店舗・在庫により変動します。

※星は僕個人の主観です。同じ道を走った条件で付けています。

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