僕は車が好きで自動車メーカーのエンジニアになった人間です。
だからこそ、妥協したくなかった。
僕が4年間所有していたのは
マツダ CX-5 XD Lパッケージ 4WD(2016年式)。新車で買いました。
当時の最上級グレード。
ディーゼルで加速も燃費も良い。
白い革シート内装で質感も高い。
走りも十分に満足できる一台でした。
正直に言います。
「持つべき人間」だったと思います。
駅から徒歩20分以上のアパート。
車がないと生活が回らない環境。
通勤でも使用。
車で30分弱の通勤だが電車バスを使うと2時間になる。
しかも——
燃料代は会社支給。
しかも8km/L計算+レギュラー換算。
実際は軽油で17km/L以上走る。
つまり、通勤以外で使ったとしても燃料代はほぼゼロ。
保険は等級が高く、年間4万円。
駐車場は月5,000円。
SUV所有としては、かなり恵まれた条件でした。
それでも。
4年間で約280万が消えた。
月換算で約5.8万円。
この金額を払い続けていた、という事実。
ざっくり何にいくらかかっているのか詳しくはこの記事も参考にしてみてください。
▶しれっと消えていくお金がある、クルマ所有の費用
ここからが、この記事の本題です。
「持たない」という選択は、
都市部の駅近に住む人だけの話なのか?
車がないと生きにくい環境では、
所有しか正解はないのか?
僕は一度、所有を経験しました。
しかもこの居住地ではこのCX-5含めて12年間もです。
その上で、
いまは持たないカーライフを選んでいます。
なぜか。
数字と体験、両方で整理してみます。
結論|CX-5所有は資産形成という意味では失敗だった
僕の場合の結論はシンプルです。
マツダ CX-5 を4年間所有したことは、
資産形成という視点では失敗でした。
車そのものの評価ではありません。
あくまで「お金の流れ」の話です。
4年間で約280万円。
月換算で約5.8万円。
この固定費は、
投資にも、貯蓄にも、事業にも回りませんでした。
生活が破綻する金額ではありません。
でも、資産形成を加速させるには、
確実に重い固定費でした。
結果として僕は、
お金を増やすスピードを落とし、
選択肢を狭め、誤った選択をし、
人生でも大きく躓いたのです。
人生設計が出来ていなかった中で当たり前のように
車所有に全ツッパしてしまったから。
▶詳しくはこちらの記事で書いていますので読んでみてください。
だからこの結論に至りました。
CX-5所有は——
資産形成上は、失敗だった。
それでも、CX-5を所有したことは後悔していない
ここは誤解してほしくありません。
僕は
マツダ CX-5 を所有したこと自体を、後悔していません。
むしろ、所有して良かったと思っています。
4年間、楽しい思い出だらけです。
遠出もしました。日本横断も。
夜の高速を流す時間も好きでした。
ディーゼルのトルクでゆったり巡航する感覚も心地よかった。
雪道を走ったときの安心感。
4WDの安定感。
長距離移動でも疲れにくいシート。
白革内装の質感も気に入っていました。
駐車場に停めてある自分の車を見るたびに、
満足感もありました。
「所有している」という実感。
これはカーシェアやレンタカーでは、
絶対に得られない感覚です。
好きなタイミングで乗れる自由。
洗車して綺麗に保つ時間。
自分仕様に整っていく感覚。
こういう積み重ねは、
間違いなく所有だからこそ味わえた体験でした。
だからこそ思います。
CX-5は、良い車でした。
所有体験そのものも、価値がありました。
ここまでは、嘘偽りのない本音です。
ただ——
その満足感と引き換えに、
何を失っていたのか。
次で整理していきます。
固定費として見たCX-5所有コスト
ここからは、感情ではなく数字の話です。
僕が
マツダ CX-5 を所有していた期間は4年間。
購入総額は約410万円。
売却額は約170万円。
割と人気の高い車でしたが残価率はたった43%にまで減りました。。
差し引きの車両コストは、約240万円です。
ここに維持費が乗ります。
駐車場代。
保険料。
燃料代については、通勤分が会社支給だったため、
実質負担はほぼありませんでした。
つまり僕のケースは、
SUV所有としてはかなり恵まれた条件です。
それでも——
4年間の総コストは約280万円。
月換算で約5.8万円。
改めて固定費として見ると、
決して軽い金額ではありません。
生活を圧迫するほどではない。
ローン破綻するレベルでもない。
でも、
資産形成という視点では話が変わります。
月5.8万円。
この金額を4年間、
投資にも貯蓄にも回さなかったという事実。
仮に年利5%で運用していれば。
副業原資に回していれば。
生活防衛資金に積んでいれば。
未来の選択肢は、
間違いなく広がっていました。
車両としての満足度は高い。
でも固定費として見たとき、
この支出は静かに資産形成を遅らせていました。
無理を重ねた結果、すべてを失った
そして僕は、
支払いを維持しながら「もっと上」を目指しました。
もっといい車を持ちたい。
もっと上のステージに行きたい。
固定費を抱えたまま、
さらに働き、さらに収入を求めました。
でも積み上がったのは資産ではなく、無理でした。
MLMやFXなどにも無謀に挑んでしまい
結果的に破産します。
▶私の失敗談をやっと掲載する気持ちになりました。よかったら読んでください。
そして、あれだけ満足していたCX-5すら
手放すことになりました。
皮肉ですが、
「もっと上へ」と思った結果、
すべてを失ったんです。
失ってから気づいたこと
| 所有 | 非所有 | |
| 燃料代 | ¥ – | 使った分だけ |
| 駐車場代 | ¥ 5,000 | ほぼ0 |
| 車両代 | ¥ 60,000 | 使った分だけ |
| 自動車保険 | ¥ 3,000 | 0 |
| 自動車税(月割) | ¥ 3,750 | 0 |
| 車検代(月割) | ¥ 5,000 | 0 |
| 各オイル代(月割) | ¥ 2,500 | 0 |
| タイヤ代(月割) | ¥ 6,000 | 0 |
| 月額費用合計 | ¥ 85,250 | 85,000より圧倒的に安い!! |
お金がない中、立て直す過程で、
支出を一つずつ見直しました。
途中でもう一度すべてを失ったりしました。
そのとき気づいたんです。これに
持たない
けど楽しめるカーライフの仕組み
あるよ
無理をしてまで車を持つこと自体が、
自分の人生のゴールに対して
大きな資産的ハンデになっていたと。
もちろん、車は悪くありません。
でも僕には、
所有を維持しながら資産を作る余力がなかった。
それが現実でした。
ただ——
僕にとって車は生きがいです。
完全に手放すことは、
正直つらかった。
そんなときに知ったのが、
「所有しなくても車に乗れる」という選択肢でした。
カーシェア。
レンタカー。
最初は半信半疑でした。
でもやってみると、思った以上に楽しい。
固定費はない。
維持費もない。
無理をする必要もない。
それなのに、
乗りたい車には乗れる。
むしろ、所有していた頃より
いろんな車に触れられるようになりました。
ここで考え方が変わります。
車は、今すぐ所有しなくてもいい。
資産を作るフェーズが終わってからでも遅くない。
人生のゴールに対してハンデにならないタイミングで持てばいい。
そう気づいたんです。
いまの答え
車を諦めたわけではありません。
車との付き合い方を、変えただけです。
「持つ vs 借りる」の答えが出たから。
▶どう考えるか?はこちらの記事も読んでみてください
具体的にどれくらい安くなるのか。
どんな車に乗れるのか。
実際に僕が利用した車種や料金も含めて、
予算別にまとめています。
▶1万円クラス
▶3万円クラス
▶5万円クラス
▶5万円以上クラス
▶その他、レアな車など


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