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試合がない日のエスコンフィールドが快適すぎた|札幌から散歩とビールの半日旅

エスコンフィールドでビール散歩 体験レビュー

試合がない日のエスコンフィールドって、行く意味あるの?——札幌3泊の3日目、僕は目覚ましをかけずにじっくり寝坊して、それから電車とバスでエスコンフィールドへ向かいました。結論から言うと、ビール片手にぼーっとするだけで快適すぎました。

この記事は、車を持たない僕の北海道旅行記・第4回です。
①函館
②特急北斗の移動
③積丹ドライブ
ときて、今回は「予定を入れない日」の話。
試合がない日のエスコンフィールドへの行き方、
僕が行った日にできたこと、かかったお金(合計約5,300円)を、実体験ベースでまとめます。

結論:試合がない日のエスコンフィールドは、散歩とビールで快適すぎた

最初に、気になるところへ即答しておきます。

  • 行く価値はある?——大アリでした。僕が行った日は入場無料で、場内を歩けて、ビールも飲めました。
  • 何ができる?——開放エリアの散歩、場内醸造のクラフトビール、フード数店舗。そして試合の日にはできない「席を転々とする自由」がありました。
  • どう行く?——札幌駅からJR千歳線で北広島駅へ、そこからシャトルバス。乗り換えを含めても1時間かからないくらいの距離感でした。

この日のタイムラインはこんな感じです。

時間帯やったこと
朝(2度寝)8:00起床、11:00再起床目覚ましなしで起床。じっくり寝坊
午前 8:30ホテルの朝食ビュッフェ(自作海鮮丼)にがっつり間に合う
昼前地下鉄→JR千歳線→シャトルバスでエスコンフィールドへ
場内を散歩。席を転々としながらビールとザンギ(滞在約2時間)
午後札幌に戻って、あとは自由時間

なお、この記事は連載「持たないカーライフ実践編|北海道旅行記」の第4回です。ここまでのあらすじはこちら。

これまでの連載

旅先で寝坊するという贅沢

この日、僕は目覚ましをかけませんでした。

旅の日程を組むとき、僕は真ん中に「何も決めない日」をひとつ置くようにしています。
今回でいえば札幌3泊の3日目。
前日は積丹までRAV4で走った日で、丸一日、自分でハンドルを握っていました。
運転そのものは楽しかったのですが、知らない道を走る緊張感は、やっぱり体のどこかに残ります。
だからこそ、その翌日は何も背負わない日にしたかったんです。

結果、じっくり寝坊しました。
カーテン越しの光でゆっくり目が覚めて、時計を見て「まだ間に合うな」とにやりとする。
正直、この瞬間のために旅をしていると言ってもいいくらいです。

②で予告した「朝食がすごかった話」、ここで回収します

移動編(第2回)の最後に、「この宿の朝食がすごかった話は、また別の回で」と書きました。
お待たせしました、その回がここです。

泊まっていたのはホテルJALシティ札幌 中島公園。
じっくり寝坊したにもかかわらず、朝食ビュッフェにはがっつり間に合いました。
そしてこのビュッフェ、ごはんの上に好きな海鮮の具材をのせて、自作の海鮮丼が作れるんです。
僕もしっかり自作しました。寝坊した朝に、自分好みに盛った海鮮丼。
この時点で、この日はもう半分成功していたと思います。

写真を撮りそびれましたがこんなイメージです。ビュッフェスタイルで他にも多種のメニューを楽しませてもらいました。

部屋に戻ってスマホで地図を眺めていたら、ふと目に入ったのがエスコンフィールドでした。
調べてみると、試合がない日でも場内が開放されている日があるらしい。
よし、散歩がてら行ってみよう——決めたのは、そのくらいの温度感でした。
予定のない日は、この「思い立つ気軽さ」がいちばんの持ち味です。

札幌からエスコンフィールドへの行き方

僕が使ったルートはこうです。

  • 中島公園駅 → 地下鉄南北線で さっぽろ駅(数分・210円)
  • 札幌駅 → JR千歳線で北広島駅(快速で20分ほど・580円)
  • 北広島駅 → シャトルバスでエスコンフィールド(250円)

ドアツードアで1時間弱。「散歩がてら」と呼ぶのにちょうどいい距離感です。
北広島駅を降りるとシャトルバス乗り場への案内が出ていて、迷う場面はありませんでした。

先に正直に書いておくと、JRやシャトルバスを紹介しても、僕には1円も入りません。
アフィリエイトが存在しないからです。
それでもこのルートを推すのは、車を持たない人間にとって、
これがいちばん現実的で気楽な選択肢だからです。

独自比較:JR・タクシー・レンタカー、どれで行く?

手段所要時間の目安費用の目安昼ビール
JR+シャトルバス
電車+シャトルバス移動
約40〜50分片道 計1,040円(地下鉄210円+JR580円+バス250円)○ 飲める(僕はこれ)
○ 手軽な料金
タクシー
タクシーでエスコン移動
約40分前後数千円規模(概算)○ 飲めるが費用が重い
レンタカー
レンタカー移動
約40分前後+駐車場レンタル料+駐車場代× 飲めなくなる

※所要時間・費用は取材時点の概算です。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

アクセス比較の表に「昼ビール」の列があるのは、たぶんこの記事くらいだと思います。
でも、僕にとってはこれが本質的な比較軸でした。理由は、後半でじっくり書きます。

試合がない日のエスコンフィールド、中はこうなっていた

北広島駅からシャトルバスに揺られて、Fビレッジに到着。
芝生のエリアを抜けて球場へ向かいます。
まず驚いたのは、僕が行った日は入場無料だったこと。
試合のない平常開放日で、ゲートで料金を払う場面はありませんでした。

中に入ると、場内は数店舗が営業していました。
その中には、球場の中でビールを造っているクラフトビール醸造所「そらとしば」も。
ガラス越しにタンクが見える場所でビールが買える球場、なかなかないと思います。

僕が行った日にできたこと一覧

できたこと僕がやったかひとこと
場内に入る(この日は入場無料)開放日かは日によって異なる
開放エリア・コンコースの散歩
ぐるっとひと回り
座席に座ってグラウンドを眺める
エントランス直ぐの座席
いろんな席を転々とした
クラフトビール醸造所「そらとしば」でビールと揚げたてザンギ
この日の主役
ブランコ付きボックスシートで日向ぼっこ
ブランコ席
この日のハイライト。1時間ここにいた
NHフード店舗(チーズドッグ)室内で野球観戦
チーズドック片手に2軍試合中継を見る
その他の店舗・併設施設×(今回は寄らず)営業状況は日によって異なる

※上の表は、あくまで僕が訪れた日(取材時点)の状況です。営業する店舗や開放されるエリアは、試合日程やイベントによって変わります。お出かけ前に公式サイトの営業カレンダーをご確認ください。

いろんな席を試しながら、ビール片手にぼーっとする

立ち飲みスタイル観戦

まず、場内の醸造所「そらとしば」で、
クラフトビール「Playball Ale」(大)を買いました(1,100円)。
目の前で造られているビールを、造られているその場所で飲む。
しかも銘柄名が「プレイボール」。それだけでもう、来た甲斐がありました。

お供には北海道ザンギ(750円)を注文しました。
すると、お店の人が「揚げたてをご用意しますね」と、その場で揚げ始めてくれたんです。
人のまばらな球場の一角で、自分のためだけに油の音が立っている。
待っている数分間も含めて、ごちそうでした。かぶりつくと衣の内側から湯気が上がって、
外の風とちょうどいいバランスです。

そして、ここからがこの日の本題です。
試合がない日のエスコンフィールドでは、開放されているエリアの席に好きに座ることができました。だから僕は、席を転々としました

屋根下から

まずはグラウンド全体が見渡せる席。次はフィールドとの近さに驚く低い位置の席。
それから上の方へ上がって、球場をまるごと見下ろせる席。座るたびに風の通り方が変わり、
グラウンドの緑の見え方が変わり、聞こえてくる音が変わります。
人はまばらで、遠くの足音と、店舗のほうからの低い機械音がかすかに届くだけ。
ビールを片手に「次はあの席にしよう」と腰を上げる。
その繰り返しだけで、時間がゆっくり溶けていきました。

試合の日、席はチケットで決まっています。
内野か外野か、何階か。でも試合がない日は、その全部をちょっとずつ試せる。
この「席を選び放題の自由」は、試合の日にはできない楽しみ方です。

屋根はオープン、風と日差し。そして”ブランコ付きボックス”

僕が行った日は、スタジアムの開閉式の屋根が開いていました。
天井から日差しが差し込んで、場内を風が通り抜けていく。
屋内のはずなのに屋外にいるような、不思議な気持ちよさです。

席のバリエーションも豊富でした。
立ち飲みができるスタンドスペースがあったり、テーブル席も充実。

そらとしば屋上席


そして極めつけが、ファミリー向けのブランコ付きボックスシートです。

ブランコ席

僕はここで、1時間ずっと、日向ぼっこをしながらビールを飲んでいました
ブランコにゆるく揺られて、開いた屋根から入る日差しを浴びて、グラウンドの緑を眺める。
試合はやっていないのに、です。でも、最高でした。
正直、僕の休日ルーティンに組み込みたいくらいです。

テーブルがあるので、PCを持ち込んでのんびり作業する使い方もできそうです。
お腹が空いたら、場内の店舗に買いに行けばいい。
試合のない静かな球場は、「何もしない」にも「ゆるく何かする」にも向いている場所でした。

NH直営店でのシャウエッセンのホットドッグ

小腹が空いたところで、日本ハム直営のショップに入ってシャウエッセンのホットドッグとポテトのセットを注文(1,380円)。
パリッと音のするソーセージは、球場という場所によく似合います。営業していた店舗で

もうひとつ買ったのが、シャウエッセンのホットドッグとポテトのセット(1,380円)。
パリッと音のするソーセージは、球場という場所によく似合います。

滞在時間は約2時間。何をしたのかと聞かれたら、
「歩いて、座って、食べて、ぼーっとした」。それだけです。
でも、冒頭に書いた「快適すぎた」の正体は、たぶんこの予定のない時間そのものでした。

昼からビールを飲めるのは、車で来ていないから

ブランコ付きのボックスでビールを片手にグラウンドを眺めながら、ふと気づいたことがあります。
いま、昼からこうしてビールを飲めているのは、車で来ていないからだ、と。

前日の積丹では、自分がハンドルを握っていました。
運転する日はお酒を飲まない——これはルールというより、当たり前の前提です。
だからこの日の昼のビールは、電車とバスで来た人にだけ許される時間でした。
アクセス比較の表に「昼ビール」の列を作った理由は、これです。

この連載を振り返ると、
①の函館では駅のホームでぼーっとして
②では特急北斗の座席でうたた寝をして、温かい紅茶を飲みました
そして④の今日は、寝坊と昼のビール。
どれも、効率よく観光しようとしたら真っ先に切り捨てられる時間です。
でも、車を持たない旅を続けてきて思うのは、贅沢って案外、
こういう「何も生み出さない時間」の側にあるということでした。

運転しない旅は、我慢する旅ではなく、選択肢が増える旅です。
運転する日と飲む日を、自分で選べる。
前日は運転する日、
今日は飲む日。
それだけのことなのに、旅の自由度がまるで違います。

「そもそも車を持たない」という選択そのものについては、この記事で詳しくまとめています。

車は買うべきか、借りるべきか——僕の考え方はこちら

この日の実費と、札幌の宿

この日にかかったお金をまとめます。

項目金額
地下鉄+JR往復(中島公園⇔北広島)1,580円
シャトルバス往復(北広島駅⇔エスコンフィールド)500円
クラフトビール「Playball Ale」(大)1,100円
北海道ザンギ(750円)+ホットドッグ・ポテトセット(1,380円)2,130円
合計5,310円

半日遊んで、場内醸造のビールと揚げたてザンギ付きで約5,300円。
僕としては十分納得の金額でした。
そしてもうひとつ大事なのが距離感です。
エスコンフィールドは札幌から半日で往復できる場所でした。
昼過ぎに球場を出れば、午後はまるまる札幌で自由時間。
試合がなくて人が少ない日に、ふらっと散歩に来るスポットとして、僕は文句なしにおすすめします。

今回の宿:ホテルJALシティ札幌 中島公園

今回の札幌3泊は、ホテルJALシティ札幌 中島公園に泊まりました。
3泊で33,000円、朝食付き。
寝坊してもがっつり間に合った朝食ビュッフェと自作海鮮丼の話は、前半に書いたとおりです。
地下鉄南北線の中島公園駅からすぐで、札幌駅にもすすきのにも出やすく、
「何も決めない日」の拠点として文句なしでした。

▶ホテルJALシティ札幌 中島公園の料金・空室をチェックする

※正直に書いておくと、僕自身はBooking.comで予約しました。時期によって料金は変わるので、いくつかの予約サイトを見比べてみてください。

まとめ:予定のない日が、旅をいちばん贅沢にする

3行でまとめます。

  • 試合がない日のエスコンフィールドは、僕が行った日は入場無料。屋根の開いた球場で、ブランコ付きボックスに揺られながらの昼ビールが最高でした。
  • 札幌からJR千歳線+シャトルバスで1時間弱。実費は合計約5,300円、半日で札幌に戻れます。
  • 昼からビールを飲めるのは、車で来ていないから。予定のない日こそ、旅はいちばん贅沢になります。

📖 連載「持たないカーライフ実践編|北海道旅行記」全5回・完結

次回は、この連載の最終回・帰路編です。新千歳から成田へ——帰りのPeachは、ほぼ満席でした。LCCの安さと、その安さと引き換えに差し出したものの話。次回、帰路編でこの北海道旅行記を締めくくります。

▶ 最終回:⑤車なし北海道4泊5日の総費用ぜんぶ公開|帰りのPeachで学んだこと

ちなみに「いまの車を手放して、こういう旅スタイルに切り替えようか迷っている」という方は、まず愛車の査定額を知っておく話も参考になるかもしれません。

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