EVって、一見すごく理想的な乗り物に見えますよね。
使わない時はコンセントに刺しておけば勝手に充電されます。
ガソリンスタンドに行く必要もありません。
好きな時に好きな場所へ、自由に出かけられる——そんなイメージがあります。
実際、そのイメージに惹かれて
EVのカーシェアやレンタルを使い始めた方も多いのではないでしょうか。
ただ、現実はそう簡単ではありませんでした。
電池の減りは想像以上に早いです。走り方や気温によっても大きく変わります。
僕自身、電欠で車が止まってしまったことがあります。
「自由に走れる」はずが、バッテリー残量を気にしながらドキドキしていた、
なんてことも一度や二度ではありませんでした。
僕のEVでの失敗経験を読んでみたい方はこちらもどうぞ
▶EVで詰むのは充電と航続距離|初代リーフで僕が大失敗した話
でも、今はそんな不安はだいぶ減ってきたように思います。

「自由に好きな時に好きな場所へ行ける」というイメージに近づくことは、ちゃんとできます。
必要なのは大げさな準備ではなく、少しの「段取り」です。
特に、充電時間を有効に使える場所を知っておくこと
これがEVをよく借りて乗ってきた私の経験から得た、いちばん大切な考えです。
この記事では、その段取りの核心を紹介します。
知っておくだけで、旅のコストも快適さも、ガソリン車の時代とは別次元になります。
まずどんなEVカーシェアがあるのか見てみる方
▶最新EVはどこで借りられるか、実際に調べてみた
まず知っておきたい:充電カードが付いている!

EVのレンタカーやカーシェアには、
充電カード(無料または低コストで使えるもの)が付属していることが多いです。
これ、意外と知らずに借りてしまう方が多いのですが、
事前に確認しておくだけで旅のコストが大幅に変わります。
借りる前に確認しておくポイントはシンプルで、
「充電カードはついていますか?」「どの充電スポットで使えますか?」の2点だけ。
あとはそのカードが使えるスポットをあらかじめルートに組み込んでおく。
これが「充電段取り」の基本です。
ガソリン車と違い、給油(特に昨今変わりやすいガソリン価格)のことを
気にせず出発できる安心感も、EVならではの気持ちよさのひとつです。
知っておくと得する!充電スポット5選
充電スポットは全国にたくさんありますが、
「知っている人だけが得をする」場所があります。
ここでは特におすすめの5つを紹介します。
1. 道の駅

全国760カ所以上に充電器が設置されており、長距離ドライブの頼もしい味方です。
2025年には全国200カ所以上で充電器の更新が進み、
会員登録不要・クレジットカードやQRコード決済にも対応するようになりました。
地域によっては低価格や無料で使えるところもあります。
2. 公共施設(市役所・公園・図書館など)

自治体が設置している充電スポットは、無料〜低価格で使えるケースがある穴場です。
認証不要でそのまま使える施設もあり、知っていると旅先でとても助かります。
EVsmartや GoGoEV といった充電マップアプリで
事前に確認しておくのがおすすめです。
3. カーディーラー(日産・三菱など)

ディーラーの充電スポットは、メーカー系のEVカーシェア・レンタル車であれば
そのまま利用できるケースがあります。
しかも、隣にレストランやカフェが併設されているディーラーも多く、
充電中にちょうどよく食事を済ませることができます。
食事が終わるころに充電が完了する、という絶妙なタイミングが気持ちいいですよね。
4. ショッピングモール(イオンなど)

イオンをはじめとする大型モールには充電器が充実しています。
急速充電が300円/30分、普通充電が120円/時間ほどで、
買い物や食事のついでに充電できるのが魅力です。
WAONカードを持っていればさらにお得になります。
充電しながら買い物が終わる、一石二鳥のスポットです。
高確率で、入り口すぐ近くな場所に陣取られていますので、
他の人よりも快適に使えることも多いでしょう。
5. 高速道路のSA・PA

長距離ドライブの定番スポットです。
150〜300円/30分が相場で、現在も新設・更新が続いています。
トイレ・食事・お土産と充電を一気に済ませられるので、
「充電のために止まる」というよりも「自然な休憩スポット」として使えます。
充電中の時間が「おまけの楽しみ」になる
ガソリン車の給油は5分で終わりますが、EVの充電は急速でも20〜30分かかります。
「それって面倒では?」と思うかもしれませんが、
この時間の使い方を知っているかどうかが、EV旅の満足度を大きく変えます。
コーヒー1杯150円で快適休憩:マック・モスバーガー活用術

充電スポットの近くには、
マクドナルドやモスバーガーといったファストフード店があることが多いです。
コーヒー1杯だけなら150円ほどで、Wi-Fi完備・冷暖房の快適な空間でゆっくりできます。
急速充電の20〜30分にちょうどいい滞在時間なのもうれしいポイントです。
充電費用がほぼゼロなら、休憩コストが150円だけというのは、
かなりお得な時間の過ごし方になるでしょう。
食事とセットで:ディーラー・SA・道の駅
前述のように、
ディーラー隣のレストランや道の駅のフードコート、SAの食堂は
充電時間とシンクロしやすい絶好の場所です。
「充電中に食事」というルーティンに慣れると、
むしろ「強制的においしいご飯タイムが取れる旅」に変わります。
観光・散策のきっかけに
「近くに美術館があったので、充電中にゆっくり回れた」
「道の駅でご当地グルメを食べながら充電を待った」という体験談は多いです。
目的地だけを目指して走るガソリン車の旅とは違い、
充電という小さな寄り道が旅に奥行きをくれる
これがEVカーシェアならではの楽しさです。
コスト比較:ガソリン車と実際どれくらい違う?
「レンタル料金がちょっと高めでは?」と感じる方もいるかもしれません。
確かにEV車種は基本料金がやや高い場合があります。
しかし、走行コストを含めて考えると話が変わります。
ガソリン車で200km走ると、燃料代だけで2,200〜2,500円ほどかかります。
一方、EVで同じ距離を走った場合、充電カード付きのプランなら燃料費はほぼゼロです。
さらに、大手レンタカーでは充電費用が基本料金に含まれているケースも多く、
「乗った分だけ払う」カーシェアなら、12時間利用で7,900円前後というプランもあります。
ガソリン代・メンテナンス費・走行コストをトータルで見ると、
EV+充電の上手な使い方のほうがお得になることは少なくありません。
| 比較項目 | ガソリン車レンタル | EVカーシェア・レンタル |
|---|---|---|
| 走行200kmの燃料費 | 約2,200〜2,500円 | ほぼ0円(カード付きプラン) |
| 充電・給油の待ち時間の使い方 | 車から離れにくい(5〜10分) | 食事・休憩・観光に使える |
| 休憩コスト | 別途かかる | 充電中に自然と発生する休憩で代替 |
充電スポットの賢い探し方
旅の前にルートを確認するとき、以下の2つのアプリが特に便利です。
EVsmart(evsmart.net)は、充電スポットの口コミ・料金・利用可能時間が詳しく確認できます。実際に使った人のリアルなコメントが参考になります。
GoGoEV(ev.gogo.gs)は地図から充電器を検索でき、無料スポットの絞り込みも可能です。ドライブ前の下調べに重宝します。
まとめ:「段取り上手」になるだけで旅が変わる
EVカーシェア・レンタルをお得に楽しむための流れをまとめるとこうなります。
- 借りる前に充電カードの有無を確認
- EVSmartやGoGoEVで充電スポットを確認(場所・営業時間・近隣カフェとかがあるか)
- 食事や休憩と組み合わせられる場所をルートに組む
- さあ出発!
充電カード付き
→ 格安スポットで充電
→ 充電中にマックやレストランでゆっくり
→ トータルコストはガソリン車以下
この流れを一度体験すると、「EVって実は面白い」と感じていただけるはずです。
難しいことは何もありません。
少しだけ「段取り」を知っておくだけで、旅はぐっと快適になります。
まずは一度、試してみてください。
EVがどこで借りられるか?をまとめた記事はこちらからどうぞ
▶最新EVはどこで借りられる?


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