はじめに|これはレビューではなく「判断記録」です
この記事は、
EVが良いか悪いかを論じるレビュー記事ではありません。
結論から書きます。
アイオニック5、ekX evを1日借りて使った結果、
僕の中では「買う」という選択肢が完全に消えました。
性能やデザインの話ではなく、
「生活の中で本当に使えるか?」
その一点で判断した記録です。
結論|今回の判断を先にまとめる
- 所有はしない
- レンタル・カーシェアならアリ
- 日常の足としては選ばない
この結論に至った理由はシンプルで、
EV特有の“段取り”と“縛り”が、想像以上に重かった
それに尽きます。
判断①|充電は「時間」より「自由度」を奪ってくる
EVの不便さは、
「充電に時間がかかる」ことではありません。
- どこで充電するか
- その間どこで過ごすか
- 次の移動まで足りるか
これを常に考え続ける必要がある。
ガソリン車の
「残ったら5分で解決」
という感覚が、完全に失われます。
判断②|充電中はエアコンが使えない=夏冬は地獄
これは実体験として、かなり大きかった点です。
充電中はエアコンが使えません。
特に真夏。
- 直射日光
- 密閉された車内
- 30分〜1時間
「車内で待つ」という選択肢が消えます。
そのため、
- 営業中のディーラー(中で休ませてくれるのをOKしてくれれば)
- ショッピングモール
- カフェ併設の充電スポット
など、
逃げ場がある場所を事前に探しておく必要がある。
この時点で、
「思いつきで使うクルマ」ではなくなります。
判断③|ディーラー充電は万能ではなかった
EVの充電先として
「ディーラーなら安心」
と思いがちですが、現実は違いました。
レンタル車の僕は「お客」ではない
- レンタルで来店
- 購入予定なし
- 商談・点検なし
ディーラーからすれば、
休みに来ただけの人に近い立場です。
結果として、
- 充電を断られる
- 店内で待ちにくい
- 明確に歓迎されていない空気
これはディーラーが悪いのではなく、
立場的に当然です。
判断④|ディーラーで安心して使えるのは「時間帯限定」
実体験からの結論です。
ディーラーで比較的安心して充電できるのは、
11:00〜17:00までと考えておいた方が無難。
- 朝:点検・商談準備で余裕がない
- 夕方:商談・引き渡し・閉店作業
真夏・真冬の避難先としては、正直あてにしすぎない方がいい。
判断⑤|アイオニック5は「充電できる」と「回復する」は別だった
ヒョンデ アイオニック5は、
日産系(CHAdeMO)と同形状の充電コネクタを採用しています。
そのため、
- 日産ディーラー
- 三菱ディーラー
での充電は可能です。
ただし――
ここに落とし穴がありました。
バッテリー容量が大きすぎる現実
アイオニック5は、
国産EV(日産・三菱系)と比べて
バッテリー容量が相当大きいようで。。
その結果、
- 急速充電1回
→ せいぜい+30%前後 - 「1回で80%」という感覚にはならない
- 実際に外で2回充電した
という体験になりました。
判断⑥|「充電回数が増える」=地獄イベントが倍になる
これは地味ですが、致命的です。
- 充電場所探しが2回
- 待ち時間が2回
- 夏冬の不快イベントが2回
「充電できる」ことと
「快適に回復できる」ことは全く別。
判断⑦|一方で、レンタルEVは評価が逆転する
ここで評価が変わります。
レンタル・カーシェアの場合、
- 充電費用が車両代に含まれている
- ガソリンのような追加精算が不要なことが多い
- EVの静かさ・滑らかさだけを楽しめる
コスト面のストレスが消える。
つまり、
EVは「借りた瞬間」に一番コスパが良くなる
判断の整理|EVは「持つ」と「借りる」で評価が逆転する
- 所有
→ 充電場所・時間・季節に生活を縛られる - レンタル
→ EVの良いところだけ使える
この差は、想像以上に大きい。
なぜ「買う気が消えた」と言い切れるのか
理由は一つです。
この不便さを、
疲れている日・暑い日・何も考えたくない日に
我慢し続ける未来が想像できなかった。
それだけ。
まとめ|アイオニック5は悪くない。でも、僕には合わなかった
- クルマとしての完成度は高い
- EV体験としては面白い
- ただし日常の足としては重すぎた
1日借りたからこそ、買わずに済みました。
もしあなたが
「EV、ちょっと気になる」
と思っているなら、
まず1日借りてみる。
それだけで答えは出ます。

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